タニヤ通りとはバンコクでも有名なシーロム通りとスリウォン通りを結ぶ僅か200mほどの通りのことを指します。(タニヤ通りへの行き方はこちらをご参照ください)タニヤ通りと言えば、東南アジアでも最大級の日本人向け歓楽街としてその名(別称:日本人通り)を馳せています。それだけに日本語で書いてある飲み屋の看板がところ狭しと並んでいます。一方では、日系企業が集まるオフィス街としても非常に有名で、平日の朝~昼はとても穏やかで静かな街の一面があります。また、日系企業に勤める日本人をターゲットにした日本食レストランがいくつも並んでいることでも非常に有名ですので、昼時ともなるとオフィス街に勤めている日本人サラリーマンやOLさんが、ランチを食べにやってくる姿をよくみかけます。バンコク在住の日本人や旅行中に日本食が恋しくなった人にとっても嬉しいスポットとなっています。日本人だけでなく、タイ人も最近の日本食ブームに乗って、日本食を食べにやってきます。
また、その他にも魅力的な場所が点在します。例えばタニヤ通り沿いにある「タニヤプラザ」というデパートの中にはゴルフ関連ショップがいくつも入っていて、これを目当てにタニヤ通りを訪れる人もいますし、高レートの両替商”タニヤスピリット”が店を構えていたりします。
ビジネスの街、日本食レストランのある街、日本人が集まる街と色々な顔を見せるタニヤ通りですが、その中でも夜の顔が圧巻となります。日が暮れ始めるとネオンを輝かせたお店が次々とオープンし始め、旅行者と思われる日本人の姿や、(殆どの方は上着は着ていませんが)スーツ姿の日本人サラリーマンが目立つようになります。規模的には全然かないませんが、歌舞伎町を彷彿とさせる賑やかさとなります。さながら、バンコク版歌舞伎町といったところでしょうか(笑)。