「ニホンノオカネミセテクダサイ」と、バンコクでアラブ・中東系、もしくはインド系の男女2〜3人組に話しかけれられたらご用心!
そのほとんどは詐欺です!タイ在住が長い方は、まず騙されることはないと思いますが、短期の旅行で来ている方は、日本の感覚が抜けきれず性善説で考える方が殆どだと思いますので、騙されてしまうケースも多いのではないかと思います。そこで、今回はこの場を借りて注意喚起をしたいと思います。
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日本円見せてくれ詐欺とは?
タイで日本人がターゲットにされる詐欺として非常に有名です。詐欺師は、アラブ・中東系、もしくはインド系の男女2〜3人組のパターンがほとんどです。また、声をかけてくる場所は、路上やデパート、アジアン・ティーク、セブンイレブンなど、様々であるが、アソーク・スクンビット交差点付近、スクンビット通り・ソイ21〜25の間で出会うことが比較的多い。特にソイ23〜25の間にある歩道橋の下あたりは、夜になると街灯もなく薄暗いので詐欺師達にとっては格好の場所である。
詐欺の手口は?
手口には何パターンかあしますが、基本的には以下の様な流れです。
- 道やレストランの場所を聞かれる
- 国籍を聞かれる
- 日本人と答えると、「今度日本に行くが、日本円を見たことがないので見せてくれ」と言ってくる
- ここで財布から日本円を見せて渡してしまうと、目の前で見ているにもかかわらず、立ち去るときには何枚か減っている(抜かれている)

見ず知らずの外国人に目の前とは言えど、お金を渡すなんて警戒心が無さ過ぎるなぁと思ってしまうが、日本人の親切心につけ込んだ悪質な詐欺行為である。
在住者であれば日本円を持ち合わせていることは少ないと思うので、それがセーフティーネット替わりになっているものの、日本円が無いと言うと、今度は「まだタイに着いたばかりでタイのお金を持ってないから見せてくれ」等と言ってくる。
単純に考えれば、「タイバーツが無くてどうやってここまで来たんだ??」と疑念が湧いてくるものだが、それでも騙される人は騙されてしまいます。
「日本円見せてくれ詐欺」で検索すると、以下を含めかなりの数がヒットするので、参考にして欲しい。
日本人の親切心に付け込む、卑劣な犯罪行為です。語弊を恐れずに言わせて貰うと「彼らは日本人の事を完全に舐めているのです」彼らは同じ事を中国人や韓国人に対してはしません。「日本人に対してだけ行うのです」卑劣な行為を断固許してはいけません!
日本大使館からも「バンコク都における邦人詐欺被害の多発」としてタイ旅行者へ注意喚起を即しています。
【緊急時の連絡先】
在タイ日本国大使館
大使館住所
バンコク都パトゥムワン区ルンピニ町ウィタユ路177番
177 Witthayu Road, Lumphini, Pathumwan, Bangkok. 10330
(代表番号)02-207-8500、02-696-3000
領事部
主なバンコク都内の警察署
タイ国観光警察 =Tourist Police=
住所:4 Ratchadamnoen nok Road, Watsomanas, Pom Prap Sattru Phai, Bangkok 10100(PDF広域地図 PDF詳細地図)
電話番号(緊急番号)
- 1155
- 時間:24時間対応
- E-mail:tourist@police.go.th
バンコク首都圏警察部(バンコク都内全域を管轄)
緊急番号191
*自宅を管轄している警察署は何処か把握しておきましょう。
*救急車要請は、上記191で可能。(救急車は病院へ直接要請も可能)
主なバンコク都内の病院(日本語可)
- バンコク病院(ニューペブリー路スーンビチャイ小路)02-310-3000(代表)02-310-3257, 02-755-1257(日本語専用)
- バムルンラート病院(スクムビット路3小路)02-667-1000(代表)02-011-3388(日本語専用)
- サミティヴェート病院(スクムビット路49小路)02-022-2222(代表)02-022-2122~4(日本語専用)
- ラーマ9世病院(ラーマ9世路)02-202-9999(代表)